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第25回看板製作雑学講座

皆さんこんにちは!

株式会社ハリケーンマスター、更新担当の中西です。

 

~LED看板と光のデザイン🌃~

 

 

夜の街で、ひときわ目を引く光。
それは“光る看板=サイン”の存在です。

LEDやネオンが進化し、今では光そのものがデザインの一部になっています。
今回は、照明看板の魅力と技術を紹介します。


✨1. 光で“ブランドの個性”を描く

たとえば同じ白でも、色温度が違えば印象が変わります。

  • 2700K(暖色):カフェ・レストランなどに柔らかさ

  • 4000K(中白色):企業・事務所に清潔感

  • 6500K(昼光色):薬局・病院に明るさと安心感

「光の色は、言葉以上にメッセージを伝える」。
光が生み出す雰囲気が、お店のブランディングを左右します。


🔌2. LEDの構造と選び方

LEDモジュールには、防水性・輝度・消費電力など多様なタイプがあります。
屋外看板には「防水IP65以上」が必須。
また、輝度が強すぎると眩しく感じるため、設置環境に合わせて調光も必要です。

近年では“RGBフルカラーLED”を用いたアニメーション看板も登場。
時間帯やイベントに合わせて光を変える“動くデザイン”が注目されています。


⚙️3. 光ムラを防ぐ配置技術

アクリル内照式看板では、光ムラが最大の敵。
職人はLEDの間隔を正確に配置し、反射板や拡散板で光を均一化します。
点光を面光に変えるノウハウは、経験によって磨かれます。

「光を均一に見せる」ための裏側には、
緻密な計算と繊細な感覚が息づいています。


🧱4. メンテナンスの重要性

LEDは寿命が長いとはいえ、経年で暗くなることもあります。
また、電源ユニット(トランス)の劣化も要注意。

定期的に点灯確認・配線チェックを行い、
早めの交換でトラブルを防ぐ。
“光の持続”もデザインの一部なのです。


🌙5. まとめ

光る看板は、ただの照明ではなく街のアクセント
人の目を引き、心を動かす“光の演出”こそが、サインデザインの醍醐味です。

夜の街に輝くその一瞬の美しさに、
無数の職人とデザイナーの手が宿っています。

 

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